8/31△vol.1バンド紹介①

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sans visage


一番初めに見たの2014年。年貢、never meant to be企画横浜天王町オリーブで、その頃はまだ樋口さんがギターを弾いていて4人でした。

メンバーチェンジをしながらも、飽くまで激情、カオティックHCを軸にしながら、海外の先駆者達の忠実なフォロワーでは終わらず、国内レジェンドへの行き過ぎたリスペクトも感じさせない、湿り気、侘びすら漂う1stは最高でした。

バンド自体がバイタリティの塊というか、樋口さんとコウさんは複数バンドを掛け持ちしながらも(8/31もコウさんは夜から北千住でAGATHAのライブがあります!)国内外でライブ、ツアーを企画、海外のミュージシャンの招致、帯同などかなり精力的に活動続けていて、同世代としてリスペクトしかありません。忙しい日程の中今回の企画にも参加いただき本当に感謝です。
(コウさんのツアーのブログも面白かった。普段知り得ない海外のシーンがこういう形で国内でシェアされるのはいいですね。是非!)

何度ライブを見ても凹む程の熱演。演奏のクオリティを保ちつつ、退廃的にならず、自身のリミッターを外しながらも、飽和してグチャグチャになる寸前を見極める冷静さを忘れないという、個人的には1番理想とするパフォーマンス。楽曲、演奏のクオリティを1番に置き、そこにライブでしか出せない熱量が伴ってくる感覚。背筋を正されながらも、注視できない自身の明かせない部分を嫌でも覗かされる様な。恥じらいや情けなさを晒す事すらいとわない。僕がハードコアや激情というものに惹かれた一部分を今もなお最前線で体現し続けているバンドです。

余談ですがこの間上山くんが、叫んでるのが1番カッコいいという趣旨のツイートをしていてグッと来ました。好きである事、それに対する飽くなき探求心が活動と楽曲の背骨になっていると痛感しました。

8/31久々の共演楽しみにしております。